結婚相談所の選び方!本当はどこがいいの?メリット・デメリットも紹介

結婚式のカップル 結婚相談所のまとめ

結婚相談所の選び方によって、婚活の成功・失敗が分かれるといっても過言ではありません。自分に合わない結婚相談所を選んでしまって、思うように婚活が進められなくなるのは困りますよね。

また、同じ婚活でも婚活アプリなどと比較すると、結婚相談所は料金が高いイメージがあり、どこがいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。

意外と知られていないのが、結婚相談所は大きく分けて3つの種類があるということ。今回はそれぞれの種類の結婚相談所のメリット・デメリットをお話ししながら、選び方を徹底解説します。どの種類の結婚相談所がどんな人におすすめなのかも比較して説明しますね。

結婚相談所の種類によって特色があり、料金にも差があるので、ぜひ自分に合ったところを見つけてください。

結婚相談所のメリット・デメリット

 

ベンチに腰掛けるカップル

婚活の方法には婚活アプリの利用や婚活パーティーへの参加など、様々な手段があります。そんな多様化する婚活方法の中でも、結婚相談所はなんとなく敷居が高いと感じている人はいませんか?

しかし、結婚相談所への登録は本気で結婚したい人にこそおすすめの婚活方法。ほかの婚活方法と比較したときのメリットとデメリットを挙げてみましょう。

メリット
  • 相手の身元が保証されている。
  • 結婚への本気度が高い人の登録が多い。
デメリット
  • ほかの婚活方法と比較して、費用がかかる。
  • 結婚相談所によってサービス内容・料金が異なり、どこがいいのか選ぶのに迷う。

一口に結婚相談所といっても規模は大小様々で、数も全国で4,000社ほどあるとされています。それぞれの結婚相談所によってサービス内容・料金も大きく異なるため、登録する際には自分にあったところを選ぶのが大切です。

結婚相談所には3種類ある

 

ハートのお菓子

わかりやすくイメージしてもらうために、結婚相談所には大きく分けて3つの種類があると考えてください。料金が高いというイメージのある結婚相談所ですが、中には比較的安く利用できるサービスもあり、予算に応じた婚活が可能です。

3つの種類の結婚相談所は以下になります。

  1. 仲人型
  2. データマッチング型
  3. ハイブリッド型

それぞれの種類の結婚相談所について、メリット・デメリットを解説します。

①仲人型の結婚相談所

パソコンをもった女性

結婚相談所のイメージとして、多くの人が思い浮かべるのが仲人型でしょう。今ほどネットやスマホが普及していなかった頃からある結婚相談所のタイプ。お見合いの仲人役のように、専任のアドバイザーがマッチングから成婚までサポートしてくれます。

登録のためにアドバイザーと面談を行うのが一般的です。

仲人型の結婚相談所のメリット

女性のアドバイザー

仲人型の結婚相談所のメリットは、なんといっても専任のアドバイザーが様々なサポートを行ってくれる点です。相手に聞きづらいことを確認したり、交際のお断りなども自分で行う必要がありません。

自己アピールが苦手な人でも、アドバイザーが代わりにおすすめな点を相手に伝えてくれます。もし婚活がうまく行かない状況になっても、適切なアドバイスを受けられるのも心強いでしょう。アドバイザーと二人三脚で、婚活の意欲を継続しやすいのもポイントです。

メリット
    アドバイザーがいることで…
  • 成婚に至れるよう、様々なサポートをしてくれる。
  • 自己アピールが苦手でも、代わりに強力な推薦者となってくれる。
  • 何がダメなのか、どうすれば良いのか、アドバイスを受けられる。
  • 婚活の意欲を保ちやすい。

また、仲人型の結婚相談所は料金を高めに設定しているところが多く、登録者は男性・女性問わず結婚を真剣に考えている人が多いのも特徴といえます。

仲人型の結婚相談所のデメリット

 

財布とお金

アドバイザーという人的なサポートが果たす役割が大きいため、仲人型の結婚相談所ではどうしても費用が高くなります。予算的に厳しい場合もあるでしょう。

加えて、アドバイザーとの相性も重要。マンツーマンで婚活を応援してもらえる一方、相性が合わないアドバイザーが担当になることも。

登録するまでに無料相談を行う結婚相談所は多いので、雰囲気も含めて見学することをおすすめします。その際、入会前の相談で会った担当者が、入会後の担当者と同じか否かも確認しておきましょう。

デメリット
  • 料金が高い。
  • アドバイザーと相性が合わない場合もある。

尚、これはメリットともデメリットともいえませんが、次にお話しするデータマッチング型と比較すると、仲人型の結婚相談所は規模が小さいところもあります。

もちろん大手もありますが、小さな規模の結婚相談所はきめ細かなサポートを望めたり、強みとなる登録者の層があったり、地域密着型のところも。一方、会える会員の数は限られてくるため、量より質のサービスともいえます。

仲人型はこんな人におすすめ

  • 自己アピールが苦手。
  • 多忙なため、様々なお膳立てはアドバイザーに任せたい。
  • 単独での婚活に不安を感じる。
信頼できるアドバイザーが大切です
アバター

②データマッチング型の結婚相談所

カップルの手

登録データや希望条件をもとに、システムで自動的にマッチングを行うのがデータマッチング型の結婚相談所です。仲人型の結婚相談所との大きな違いは、間にアドバイザーが入らないという点です。

データマッチング型の結婚相談所では、マッチング後は自分で相手へメッセージを送り、デートのアレンジも自分で行います。婚活サイトに似ているようにも思えますが、違う点は登録に審査があるという点。

これは仲人型の結婚相談所でも同じですが、登録のためには独身証明書や学歴・年収などについて、公的な書類を提出する必要があります。つまり、プロフィールに嘘偽りがないということ。

信頼できる情報をもとにマッチングが行われるため、安心して婚活が行えますね。

データマッチング型の結婚相談所のメリット

握手するカップル

結婚相談所の中でもデータマッチング型は多くの人が利用していることから、いろいろな人との出会いを期待できます。イベントやパーティーなどが催される結婚相談所もあり、出会いのチャンスは多いといえるでしょう。

複数の異性に同時にアプローチすることも可能なため、効率的に多くの出会いを求める人におすすめです。アドバイザーを介さないので、自分のペースで積極的に婚活を進めたい人にも向いています。

アドバイザーがいないぶん、仲人型の結婚相談所より料金が安いのも特徴です。

メリット
  • いろいろな人と出会える。
  • 複数の異性に同時にアプローチが可能。
  • 自分のペースで婚活できる。
  • 仲人型の結婚相談所より料金が安い。

データマッチング型の結婚相談所のデメリット

パソコンに向かう女性

データマッチング型の結婚相談所では、アプローチから成婚まで自分の力で進めていく必要があります。成婚までには様々な段階がありますが、どのように進めていけば良いのか、難しい局面に立たされることも。

いろいろな人と会ってみても話がまとまらない場合、なにが原因なのか、どうすれば良いのかが不明のまま、失敗を積み重ねてしまう人もいます。成婚までしっかりとしたサポートを必要とする人には向いていません。

デメリット
  • アプローチから成婚まで自力で行う必要がある。
  • 失敗や破談の原因を自分で見つけなくてはいけない。

データマッチング型はこんな人におすすめ

  • 自分のペースで婚活をすすめたい。
  • 効率的に多くの異性に会いたい。
  • 費用をなるべく抑えたい。
  • 自力で婚活ができる。
積極的に婚活を進めたい人向きです
アバター

③ハイブリッド型の結婚相談所

 

女性

ハイブリッド型の結婚相談所とは、明確な定義があるわけではありませんが、結婚相談所を種類分けしたときに生まれるひとつのカテゴリーです。データマッチング型の結婚相談所のように、システムで希望条件に合う相手を検索できるだけでなく、アドバイザーによるサポートもあります。

つまり、仲人型とデータマッチング型、両方の良いところをあわせもった結婚相談所です。

ただ、アドバイザーによるサポートは選択制とするところもあり、その場合は別料金がプラスされます。アドバイザーがついても専任でなかったり、サービスの内容が結婚相談所によって様々です。

ハイブリッド型の結婚相談所の場合、サービスの内容によって、メリット・デメリットも仲人型とデータマッチング型のいずれかに該当する形になるでしょう。

3つの種類の結婚相談所の料金比較

コイン

ここまで結婚相談所を大きく3つに分けて、それぞれの特徴を解説してきました。料金の目安も異なるため、比較しやすいよう表でまとめてみます。

仲人型データマッチング型ハイブリッド型
初期費用(入会金など)3~20万円前後1~15万円前後5~15万円前後
月額費用5,000~30,000円前後5,000~15,000円前後13,000~15,000円前後
お見合い料金1万円前後/回0~1万円前後/回0~1万円前後/回
成婚料0~25万円前後0~10万円前後0~20万円前後
サービスの内容や料金プランなどによって例外もあります。また、各結婚相談所が用意するサービスのオプション料金は含まれません。上記はだいたいの目安と考えてください。

お見合い料金以外の費用

カフェのコーヒー

見落としがちなのが、実際にお見合いをするとなったとき、お見合い料金以外にかかる費用です。予算に入れておきたい費用は以下のようなものがあります。

お茶代

多くの場合、お見合いはホテルのラウンジや高級レストランで行われます。必ずしも男性が支払うと決められているわけではありませんが、男性側がもつと考えておいたほうが良いでしょう。コーヒー1杯が1,000円とすると2人分で2,000円になります。

交通費

仲人型の結婚相談所に相談などで何度か足を運ぶなら、自宅・会社からの交通費がかかります。また、他府県の人も含めてお付き合いしたい人は交通費も予算に入れておきましょう

洋服代・美容代

お見合いやデートでは、着ているもので相手に与える印象が大きく変わります。ヘアスタイルも見た目に影響するため、ヘアサロンに行く必要もあるでしょう。中には婚活を機にエステに通う人も。

洋服代や美容代は結婚相談所を利用するしないにかかわらず、婚活には必要なコストです。もちろん法外な出費をする必要はなく、身の丈にあった範囲で構いません。ただ、身なりを整えることは、生涯のパートナーと出会うためだけでなく、仕事や人間関係でもプラスに働く場合もあり、自分磨きの費用ともいえます。

結婚相談所を選ぶときの注意点

カップル

結婚相談所を3つの種類に分けて解説してきました。それぞれにメリット・デメリットがあり、向き不向きも人によって異なります。つまり、どこの結婚相談所がいいのかは、その人によるというのが本当のところです。

ただ、共通していえることとして、どの結婚相談所でも選ぶ際に注意点があります。以下に挙げてみますので、登録前に確認してみてくださいね。

登録前にチェック!
  • 諸事情で婚活を一時休止する場合、休会が可能か否か。
  • 自分が希望する条件(年齢や年収など)の登録者の割合が多いか少ないか。
  • 公式サイトに記載されている料金以外に費用がかからないか(プロフィール写真代などのオプション料金が発生するか)。
  • 各料金プランの内容の違いや、自分が選択した料金プランの流れなどを確認する。
  • 返金制度やクーリングオフの説明があるか否か。返金される場合の正確な金額はいくらか。

婚活の成功は結婚相談所の選び方次第

カップル

結婚を真剣に考えて、いざ結婚相談所に登録しようと思っても、数の多さにどこを選んで良いのか迷いますよね。ほかの婚活方法と比べると費用もかかり、いくつもの結婚相談所を掛け持ちで登録するのも難しいでしょう。結婚相談所によって料金やサービスの内容も異なります。

ここまでお話ししてきたように、自分の性格や年齢、婚活に使える予算、恋愛経験などによって、ベストな結婚相談所は変わってきます。結婚相談所の選び方によって婚活の行方が変わってくるため、どんな結婚相談所が自分に合うのかを見極めることが大切。

ぜひ自分に合った結婚相談所を見つけてくださいね。