婚活アプリで出会った女性との初デート。男性ならなにを着ていこうか、服装に悩みますよね。結婚を意識していれば、チャラいと思われるのはまずいし、硬すぎる服装も緊張しそう…。服装で印象は大きく変わり、好感度がアップすることもあれば、ダウンすることもあります。
そんな男性のために、今回は婚活アプリで出会った女性との初デートにふさわしい服装を徹底解説。一瞬でNGとされるポイントもあるため、ぜひ参考にしてみてください!
服装で初デートの第一印象をアップさせよう!
第一印象は服装で大きく変わります。同じ男性でも家で着ているジャージ姿と、パリッとしたスーツに身を包んだ姿では、別人のように見えることもありますよね。
といって、高価な服に身を包む必要はありません。婚活アプリの出会いなら、互いに相手の年収は知っているはず。初デートだからといって見栄を張る必要はなく、身の丈に合った服装が好感をもってもらえるでしょう。
ただ、婚活アプリの出会いでは、女性は男性以上に不安を感じている場合があります。結婚に対して本気なのか。本当に信頼できる人なのか。そういった女性の不安を、男性の服装は払しょくするものが望ましいのです。
結婚を意識した初デートならば、それなりの服装で会うことを心がけてください。
初デートの男性の服装で、女性はこう考える!
結婚を真剣に考えている女性が、婚活アプリで出会った初デートの男性の服装から、どのようなことを感じ取るのか挙げてみましょう。
- きちんとした社会的な常識がある男性か。
- 生理的に将来の旦那さん候補として受け入れられるか。
- 「この人なら親に紹介しても大丈夫」と思えるか。
これらの点で及第点を女性からもらえなければ、2回目のデートはない可能性大です。
服装はデート相手への心配り
初デートでの服装は自分を飾るためだけのものではありません。デート相手の女性の信頼を得て、女性にも恥ずかしい思いをさせないためのものでもあります。
女性がせっかくおしゃれしてきても、男性がだらしない服装であらわれたらどうでしょう?がっかりするだけでなく、一緒にいるのも恥ずかしく感じるかも。
では、初デートで男性は一体どのような服装をすれば良いのでしょうか?ここからは具体的に解説していきますので、実際の服装を思い浮かべながら読み進めてみてくださいね。
清潔感で好感度アップ!
初デートに限らず、男性のファッションでなにかと指摘されるのが「清潔感」。おしゃれの基本でもありますね。
清潔感とは、たとえば服にシワや汚れ、毛玉がないか。汗臭さや食べ物のニオイがついていないか、などです。清潔感のない男性を、女性は生理的に受け付けられません。
きれいに洗濯された服に、きちんとアイロンがかけられているのは当たり前と考えましょう。洗濯時に柔軟剤を使い、自然な香りをまとうのもグッドです。
思わず女性のほうから男性に近づきたくなる。それが男性が心がけるべき「清潔感」です。
簡単に清潔感を取り入れる方法
一人暮らしが長い男性の中には、自分では清潔にしているつもりでも、女性から見ると大いに減点される場合があります。
簡単に清潔感を取り入れる方法としておすすめなのは、婚活の初デートを機会に、思い切って新しい服をそろえることです。
新しい服にはパリッとした清潔感があります。男性自身も新しい服に袖を通す瞬間、清々しい気持ちになれるはず。ヨレヨレのくたびれた服を着ているより、自信や余裕も生まれます。
アパレルショップの店員さんに服をコーディネートしてもらうことで、野暮ったくなるのも防げます。店員さんに服を選んでもらうとき、「きちんと見える」、そして「爽やかな印象」になるものをリクエストしてみてくださいね。何着か試着すると、自分に似合う服もわかるでしょう。
おしゃれなショップのスタッフのコーディネートも参考になります。クオリティとリーズナブルな価格を両立したアイテムが豊富な「ザ・スーツカンパニー×ユニバーサルランゲージ」では、メンズスタッフのスナップを公開していますよ。季節に応じたコーデをぜひ参考にしてみてくださいね。
ビジネスカジュアルできちんと感を出す
婚活アプリの初デートでおすすめの男性の服装は、ビジネスカジュアルです。ビジネスカジュアルの定義は曖昧ですが、基本的に上下そろいのスーツではなく、上下組みではないジャケットにパンツを合わせた服装と考えてください。いわゆるジャケパンスタイルです。
パンツはセンタープレスしたスラックスだけでなく、チノパンやホワイトジーンズまでもビジネスカジュアルと考える人もいます。ジャケットの下はシャツにネクタイを合わせても良いですが、ノーネクタイでもビジネスカジュアルです。
ビジネスカジュアルは初デートにふさわしいきちんと感を出せるだけでなく、程よくカジュアルな要素も取り入れられます。礼儀正しく見えつつも、頑張りすぎていない感じで、女性を安心させられるでしょう。
会社帰りに初デートをする場合は?
もし通勤で上下そろいのスーツを着用していて、会社帰りに初デートをするなら、通勤スーツのままでも問題ありません。日中の仕事ぶりがうかがえて、女性に好感をもってもらえることもあります。
ただ、仕事が終わったあとの通勤スーツの場合、シワがよっていないか、汗臭さやランチのときのニオイがついていないかは要チェックです。
カジュアルな服しか持っていなかったら?
婚活での初デートにはビジネスカジュアルが理想的ですが、もしカジュアルな服しか持っていなかったらどうすれば良いのでしょうか?先ほど新しい服をそろえることもおすすめしましたが、会社から初デートに直行する場合、職場の人たちから「デート?」と勘繰られるのもイヤですよね。
そんなときには、デート前に女性に「いつもカジュアルな服ばかりなので」と話して「カジュアルな服で会いませんか?」と提案してみましょう。
そうした打ち合わせがないと、女性がきれいにおしゃれしてあらわれた場合、2人の釣り合いがとれず、女性に居心地の悪い思いをさせることになります。気まずい雰囲気になるのを避けるためにも、事前にカジュアルな服装で行くことを話しておけば安心です。
カジュアルな服でも最低限のマナーは必要
初デートの場所にホテルのラウンジなどを選んだ場合、カジュアルすぎる服装は場にふさわしくありません。同じカジュアルでも、少なくとも以下のような服装を心がけましょう。
- Tシャツやトレーナーではなく、襟付きのシャツを着る(チェック柄は子供っぽく見えるので初デートではNG)。
- 同じジーンズでも、ジャストサイズのノンウォッシュやホワイトジーンズにする。またはチノパンもグッド。
- スニーカーではなく革の靴にする。
…etc.
時と場所に応じた服装をするのは大人のマナー。カジュアルでも婚活の初デートにふさわしい服装を心がけましょう。
サイズの合った服を着る
婚活の初デートに何を着るか決めても、さらに重要なのが服のサイズ。サイズが合っていない服を着ると、一気にイメージダウンとなります。
ダボッと大きすぎる服は、着ている本人は着心地が良いのかもしれませんが、だらしない印象で女性ウケがよくありません。特にジャケットが大きすぎると、頼りなく見えたり、老けた印象にもなるので注意しましょう。
こんなサイズ感の服はNG!
婚活に限らず、スーツやジャケパンスタイルをカッコよく着こなすためには、ジャストサイズがマストです。
具体的にNGな服のサイズ感を挙げてみましょう。
- ジャケットが大きすぎる、または小さすぎて、胸下や背中にシワがよる。
- 袖で手の甲が隠れる。
- ジャケットの裾が長すぎて、お尻がすっぽり隠れる。
- パンツの裾が長すぎて、たわんでいる。または短すぎてバランスが悪い。
ビジネスカジュアルで決めたつもりでも、イマイチ野暮ったく見えるようなら、サイズが合っていないのかも。ジャストサイズの服を着ることですっきりスマートに見え、おじさん臭さもなくなります。
服装のカラーで印象が変わる
服のカラーでも印象は大きく変わります。婚活の初デートで「落ち着いた大人の男性」と女性に思ってもらうためには、ジャケット・パンツ・シャツに無地のベーシックなカラーを選び、色数を抑えましょう。
それぞれのアイテムごとのカラーは以下を参考にしてみてください。
- ジャケット ▶ ネイビー、グレーなど
- パンツ ▶ ベージュ、黒、グレー、ホワイトなど
- シャツ ▶ ホワイト、水色や薄いピンクなどのパステルカラー
色数は全体で3色程度に抑えるとすっきりとした印象になります。夏なら暑苦しく見えないカラーを選んでくださいね。
尚、黒づくめの服装は暗い印象になります。心を閉ざしているように見えたり、ホストっぽくなる場合があるので注意しましょう。
初デートでは服の個性を抑える
ここまで読んできた男性の中には「ビジネスカジュアルにベーシックカラーでは没個性」と感じた人もいるかもしれません。もし「初デートこそ自分のことを知ってもらうために、個性で勝負!」と考えているなら、リスクが大きいことを覚悟しましょう。
なぜなら、女性にも好みがあります。服装でNGということは十分にありえるのです。
服の”個性”が裏目に出ることも
初デートで個性的な服を着るのは賭けのようなものです。女性の服装と釣り合わなかったり、服装から「受け入れられない」と判断されてしまっては、その後の進展を望めません。
自分ではおしゃれなつもりでも、必ずしも女性に好まれるとは限らないのです。自分のファッションスタイルを披露するのは、女性と交際を始めて、彼女の感想を聞きながらでも良いのでは?
相手の好みがわからない初デートのときこそ、服装は奇抜さや派手さを抑え、シンプルですっきりとした服を選びましょう。
以下は先ほどご紹介した「ザ・スーツカンパニー×ユニバーサルランゲージ」のメンズスタッフのコーディネート例です。参考にしてみてください。
アクセサリーは極力少なくする
アクセサリーも個性を主張するため、婚活の初デートではあえて多くを付けないほうが良いでしょう。たとえばチェーンのブレスレットやネックレス、帽子などは、人によって好き嫌いが分かれるため避けたほうが無難。
そのほかのバッグや時計などの小物についても、高価な物である必要はありませんが、年季が入ってみすぼらしくなっていないかチェックしましょう。
洋服がいくら好感度が高くても、ちょっとした小物で残念な印象になるのは避けたいですよね。
初デートでブランド品はNG
小物に限らず洋服も含め、気を付けたいのがブランドもの。初デートで一目で高級ブランド品とわかるものは避けましょう。結婚を意識した交際だからこそ、高級ブランド好きな経済観念は気になるところです。
たとえ年収が高い男性であっても、ブランドの力を借りなくてはいけない、自信のない男性に思えたり、嫌味に見えることもあります。
ごてごてと飾らず、シンプルさを心がけたスマートなファッションが女性ウケが良いものです。
靴は多くを語る
初デートではスニーカーではなく革靴がおすすめなのは先述しました。ただ、「足元を見る」という言葉があるように、靴にはその男性の人となりがあらわれるので注意が必要です。靴が汚いと出世しないともいわれ、旅館の女将や不動産の営業職の人なども、靴でお客さんの質を判断するとか。
靴が汚れていないか、踵がすり減っていないか、チェックしてくださいね。毎日履いてくたびれた靴は、それだけでだらしなく見えます。
逆にピカピカに磨いてある靴を履いている男性はキチンとして見えるだけでなく、「おしゃれしてきてくれたんだ」と女性も嬉しくなるものです。
凝ったデザインの靴は避ける
また、同じ靴でもデザイン性の高いものではなく、個性を主張しない靴のほうが、相手の好みを逆なでしません。
靴までは見られないだろうと思っても、ちょっとした瞬間に目に付きます。人格まで透けて見えることがあるため、初デートのときには気を付けましょう。
初対面で視覚から入る情報は重要
婚活アプリで出会った女性とメッセージ交換で盛り上がっても、いざ初デートとなると、どんな服装をしていけば良いのか悩みますよね。「ありのままの自分を見てもらおう!」というプランでは、玉砕する可能性大。
まだ互いのことをよく知らない段階では、人柄の良さを知ってもらうまえに、視覚から入ってくる情報で好き嫌いを決められてしまいます。
特に一人暮らしの長い男性は、身なりの細かいところまで気にしない人が多いもの。でも、婚活アプリで出会った男性に対して、女性は不安に感じるところもあり、無意識のうちにも服装など目に見えるもので人柄を推し量ろうとします。意外と細かな点まで見られているのです。
初デートの成功は服装から
服装で初デートの勝敗は分かれるといっても過言でもありません。ここまでお話ししてきたように、初デートのファッションでは少なくとも以下の点に気を付けてくださいね。
- 清潔感と爽やかさを心がける。
- ビジネスカジュアルが基本。
- 個性を主張しすぎず、シンプルでベーシックなものが◎。
初デートがうまくいきますように、祈っています!